ベストセラーを読もう週間!1Q84
ブログ閲覧ありがとうございます。
先日言わずと知れた名作1Q84を読みました。
単行本全6巻、役2500文字という長編小説です。
読む前は絶対これ途中で挫折するやつやん~(笑)とか思ってましたが、読み始めたらどんどん先に進めました。
自分が書いた世界に巻き込まれたり、自分がいる世界を書き換えたりと、次々に世界観が変わっていくのは村上春樹さんらしいですね。
また形式的にも春樹さん特有のものでした。
青豆サイド、天吾サイドの両方からの視点で物語が進んでいくためより臨場感があって楽しめました。 (^^)
個人的には海辺のカフカよりも読みやすかったように思います。
観念的な存在であるふかえりとの性交をを媒介にして、青豆と天吾が小さきもの(子ども?)?を宿すシーンが印象的でした。
村上春樹さんの得意とする非現実感がとても伝わってきました。
しかし結局天吾のもとにいたふかえりがドウタ(空気さなぎからでてきた観念)なのか、マザ(本体)なのかはわかりませんでした。
相当の美人だと書かれているのですが、ぜひ一度会ってみたいですね~(笑)
些末な感想でしたがとても読んだ後に不思議な印象を残す素晴らしい作品でした。
ではまた~
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